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幻惑の死と使途 

幻惑の死と使途幻惑の死と使途
森 博嗣 (2000/11/15)
講談社

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「大人になるほど、こんな素敵は少なくなる。努力して探し回らないと見つからない。このまえ、君は、科学がただの記号だって言ったけど、そのとおりなんだ。記号を覚え、数式を組み立てることによって、僕らは大好きだった不思議を排除する。何故だろう?そうしないと、新しい不思議が見つからないからさ。探し回って、たまに少し素敵な不思議を見つけては、また、そいつらを一つずつ消していくんだ。もっともっと凄い不思議に出会えると信じてね……。でも、記号なんて、金魚すくいの紙の網みたいにさ、きっと、いつかは破れてしまうんだろう。たぶん、それを心のどこかで期待している。金魚すくいをする子供だって、最初から網が破れることを知っているんだよ」

(本文より)



引用が長くなってしまったw

S&Mシリーズ、第6作目。
第7作目の『夏のレプリカ』と同時に発生した事件がメイン。
だから、『幻惑の死と使途』には奇数章しか存在せず、偶数章は『夏のレプリカ』に。
ほんと、森博嗣の発想にはやられるw

今巻では“イリュージョン”を扱っている。
僕は特に興味は無いが、イリュージョンやマジックの番組があると見る。
別に、トリックを暴こうとかいう気持ちではなく、単純に不思議だからだ。
分からない。だが、分からないからこそ面白い。
この分からないという感覚は、犀川先生の言うように、貴重になりつつある。
例え分からないことがあっても、誰かに尋ねたり、ネットを使えば分かるからだ。
大人になるってのは、こういう面白さが少なくなってくるよなぁ。
大人になってから過ごす時間の方が長いのに、何かつまんねぇよ。

まぁ、一番身近に“自分”という分からない存在が居るには居るんだけどw
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