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極限推理コロシアム 

極限推理コロシアム (講談社文庫 や 62-1)極限推理コロシアム
矢野 龍王 (2008/10/15)
講談社

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これはゲームだ。それも極上の推理ゲームとなっている。突然のことでさぞかし驚いていることと思われるが、諸君には今回、このゲームに無条件で参加してもらうことになった。

(本文より)



第30回メフィスト賞を受賞。

久し振りにメフィスト賞受賞作が文庫化したってことで、結構期待してたんだが…。
正直、つまんねぇな。

まず、文章力が拙い。
だらだらと一人称視点を読まされるのは、かなり高い文章力が無いと苦しい。
推理ゲームが始まるまでのページまで読むのに、何度か投げ出したくなる程。
それでも、最後まで読み通させるだけの“勢い”はある。
だからこそ、メフィスト賞を受賞出来たんだろうけど。

後、これが一番致命的なんだが、キャラクターに魅力が無さ過ぎる。
文章力や構成力が拙くても、キャラクターに光るモノがあれば、それはそれで良いと思う。
誰一人感情移入出来るキャラクターがいないのは、物語として致命傷。

後、デビュー作なのに、丸々序章でしかないっていうのにも腹が立つ。
メフィスト賞だからこそ、「この一冊に全てを捧げる」みたいな力強さが欲しいんだよなぁ。
EDIT  |  00:29 |  メフィスト賞受賞作家  | Top↑
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