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クレィドゥ・ザ・スカイ 

クレィドゥ・ザ・スカイクレィドゥ・ザ・スカイ
森 博嗣 (2008/04)
中央公論新社

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それが生きること、生き延びること。
なのに、しがみつくように生きようとする理由は、何だ?
どうして生き延びようとする?
まだ生まれていない僕がいうのも変な話だけれど、全然意味がないよ、そんなの。違うか?生まれていないからこそ、冷静にそれがわかる。生まれてしまったら、たぶんもう遅い。もう生きるしかなくなってしまう。

(本文より)



パイロット(キルドレ)の死生観が興味深かった“スカイ・クロラシリーズ”。
嗚呼、このシリーズも最終巻(番外編を除くと)か…。
まぁ、時系列的には、第一作の『スカイ・クロラ』がラストだけど。

今作で主観になっている人物は明言されていないが、やはりキルドレ。
空で戦うことを、戦闘機を渇望している。
空で戦う者達にとって、政治的な思惑なんて関係無い。
そんなものは醜い地上の話。
空はこんなにも美しい。いや、戦っている者達だけが本当の美しさに触れることが出来るんだ。

今作では空中戦の描写は少ない。
だが、地上にいるキルドレの思考は、空への比較もあって強調されているように感じる。
このシリーズで、今作が一番キルドレの死生観が出ていたんじゃないかなぁ。
EDIT  |  21:27 |  森博嗣  | Top↑
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