スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑

ノルウェイの森(下) 

ノルウェイの森(下)ノルウェイの森(下)
村上 春樹 (1987/09/10)
講談社

この商品の詳細を見る


「どうして?」
「“どうして”?」と緑は怒鳴った。「あなた頭おかしいんじゃないの?英語の仮定法がわかって、数列が理解できて、マルクスが読めて、なんでそんなことわかんないのよ?なんでそんなこと訊くのよ?なんでそんなこと女の子に言わせるのよ?彼よりあなたの方が好きだからにきまってるでしょ。私だってね、もっとハンサムな男の子好きになりたかったわよ。でも仕方ないでしょ、あなたのこと好きになっちゃったんだから」

(本文より)



僕にとって最高の恋愛小説だ。

「僕」と緑は最終的には付き合う。
そこに至るまで、「僕」は随分遠回りをした。
それでも、「僕」は自分自身の問題から目を逸らさなかった。
直子が自殺してしまったことにより、それは解決することは無くなったけれども。

「僕」は生き、緑も生きている。直子は死んだ。
目に見え、触れると温かいということが、どれ程素晴らしいことだろうか。
そして、どれ程力強く、愛しいか。


初めて読んだのが高校時代だった『ノルウェイの森』
年上だった「僕」を、いつの間にか僕は追い越した。
読む度に、僕は何とも言い難い思いに駆られる。
人生に於いて、いつまでも最高の小説という地位に鎮座し続けるだろう。
EDIT  |  21:50 |  村上春樹  | Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。