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好き好き大好き超愛してる。 

好き好き大好き超愛してる。好き好き大好き超愛してる。
舞城 王太郎 (2004/08/07)
講談社

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愛は祈りだ。僕は祈る。
僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。
温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、
それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。
最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。

(「好き好き大好き超愛してる。」より)



<収録>
『好き好き大好き超愛してる。』
『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』

恋愛って、ドラマや薄っぺらい恋愛小説(数年前に流行ったヤツ。未読だけど)では、
とても綺麗で美しく、完全無欠の「純」なるモノとして描かれている。
でも、多少なりとも恋愛経験がある人ならば分かるだろうが、決して恋愛はそういう美しい一面ばかりではない。
相手の為、と思っても(心の底から)結局は自分の為であったり。
相手を束縛したり、支配したりしたいと思ったりする。

でも、そういう面も、恋愛では確かにある。
苦しかったり、汚かったり、歪んでいたり。

それでも、やっぱり人は人を愛す。
苦しくても、汚く感じても、歪みを自覚しても。

でも。
そんな感情も含めて「愛」だと思う。
それに、そんな感情を感じても“愛したい”と思えるのって、素晴らしいことだとも思う。

「好き好き大好き超愛してる。」と想える相手がいる事は、幸福だ(恋人に限らず)。
また逆に、「好き好き大好き超愛してる。」と想われる事も、幸福だ。
そんな幸福を感じたいし、感じて欲しいと思える良い小説だ。
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