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SPEED 

SPEEDSPEED
金城 一紀 (2005/07/01)
角川書店

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「悪くないよ。タイミングとスピードもよかった。
でも、こっちの世界まではこぶし二つ分ぐらい足りなかったな」
「……どうして?」
「誰でも初めはそうだよ。自分で思ってるより、自分の世界を脱け出るのは大変なんだ」

(本文より)



ザ・ゾンビーズシリーズ、第三弾。
前作は「おっさん」、今作は「女子高生」が主人公。
前作のような汗臭い(褒め言葉)爽快感ではなく、今作は疾走感のある爽快感。

相変わらず、ザ・ゾンビーズのメンバーは格好良い。
彼らと接する中で、主人公・佳奈子は自分の世界を広げていく。
また、金城一紀が書く、女の子の「弱さ」のようなモノも新鮮。

今回の敵は、ザ・ゾンビーズにとっても敵だよなぁ。
仲間の敵は敵、という意味だけでなく、
あいつが言った「世界」を変えたいが為に、ザ・ゾンビーズは結成されたし。


“拳二つ分”の距離。
少しの距離だが、それを越えることが如何に難しいか…。
自分の中にある、「飢え」のような感覚を相変わらず刺激されるわ。
ほんと、金城一紀は良い作品を書く。
EDIT  |  22:44 |  金城一紀  | Top↑
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