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風の歌を聴け 

風の歌を聴け 風の歌を聴け
村上 春樹 (1982/07)
講談社

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「嘘つき!」

(本文より)



村上春樹、デビュー作。

「僕」4部作の第一作目である本作は、155ページという薄さと、春樹の軽い文体によって1時間くらいで読める。

ある夏、地元に帰ってきた「僕」は「左手の指が4本しかない女の子」と出会う。
初めはどこかぎくしゃくとした関係だったが、少しずつお互いに歩み寄る。
でも、結局は何処にも行き着くことはない。何かを手にしたわけでもない。
春樹はこういう喪失感を感じさせるのが本当に上手い。

久し振りに読み返して、「僕」が俺と同じ21歳ということに気付いた。
それも、後数ヶ月すれば俺が年上になるんだが、誕生日を迎えるまでに読み返せて良かったと思う。
初めて読んだのは高校生の頃で、読後どう感じたのか覚えてないけど、今読んだ方がずっと“しっくり”くる。
多分、切なさを楽しいと、上手く感じることが出来るようになったからだろう。
幸か不幸か分からないけども。
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