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東京奇譚集 

東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26) 東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)
村上 春樹 (2007/11)
新潮社

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大事なのは誰か一人をそっくり受容しようという気持ちなんだ、と彼は理解する。
そしてそれは常に最初であり、常に最終でなくてはならないのだ。

(「日々移動する腎臓のかたちをした石」より)



悪くない短編集。

気に入ったのは「ハナレイ・ベイ」と「日々移動する腎臓のかたちをした石」の2編。

「ハナレイ・ベイ」は息子を鮫に咬まれて亡くした女性が主人公。
彼女の生き方は嫌いじゃない。できないけど。
息子の幽霊(だと思う)を彼女が見れなかったのは、きっと息子の事(主にサーフィン)を受け入れてなかったからだろう。

「日々移動する腎臓のかたちをした石」は新人の小説家が主人公。
“自分にとって本当に意味のある女性は、人生で3人しかいない”という父親の哲学に縛られた男。
女性と付き合う度に『この女性は、自分にとって意味のある女性か?』と、自問にしながら付き合う。
まぁ、上手くいくわけがないw
でも、そこは春樹の登場人物。モテるんだよなぁ。
最後は、自分の力で父親の呪縛を解放し、恐怖を克服する。
春樹の短編はこういうラストが多いから好きなんだよなぁ。
EDIT  |  19:06 |  村上春樹  | Top↑
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